検索を駆使する
Notionのネックの三大巨頭といえば 検索 と API と オフライン動作 でしょう。Notionでは、日本語も含めた検索に対応しています。コンテンツが増えてもこの検索のスピードの大きな低下は発生しません。
実際、今までコンテンツの増加に応じて検索が遅くなったことが多々ありましたが、Notion側のアップデートによって改善が施されています。
2020年1月のアップデートによって検索機能は大きく改善されました。今まで検索に難がありましたが、部分一致検索も出来るようになりました。
検索は左上の
Quick Find
をクリックするか、 Cmd/Ctrl
+ p
を押下することで利用することが出来ます。
検索はNotionでとても多く利用します。是非積極的にショートカット (
ctrl/cmd
+ p
)を利用していきましょう。
Quick Find
を実行すると、モーダルが表示されますがここで検索を利用していきます。入力と同時に検索が即時で実行されます。モーダルを開いたときに表示されるのは、直近のページへのアクセス履歴です。
この履歴表示機能もとても有用です。
しかし、この検索、いくつかの課題があります。
全文検索ができない⇒ 2020年1月のアップデートによって改善されました。この一見優秀な検索には大きなネックがあります。Evernoteなどその他サービスと比較したときの大きなネガティブな差別化要素の一つでしょう。Notionは文章中の、全文検索ができません。例えば、下記の文字列があったとします。これは、タイトルや、Block内でも同様です。今日は晴天です。
この文字列を検索したとき今日
という文字列は検索可能ですが、晴天
、という文字列では検索ができません。 Notionの検索の条件として、行頭であるか、もしくは直前にspaceが入っている必要があります。どうしても明示的に 晴天 でヒットをさせたいときは下記の様に記述します。今日は 晴天です。 (↑スペース)
晴天
の直前にspaceをいれることで、検索にヒットするようになります。 これは、タイトル、別ブロック、同一ブロックどのパターンにおいても有効です。検索は上記の制約があるため、利用する際には考慮しておく必要があります。
重み付けがない⇒ 2020年1月のアップデートによって改善されました。また検索の順位付けもあまり良くないです。本来であれば閲覧数等に応じて検索結果に重み付け等を実施してもらいたいところですが、ブロックの作成日時の降順に表示される模様です。
複合検索ができない
AND,OR条件等の複合検索、できれば正規表現での検索も実施できて欲しいところですが、どれも対応していません。Googleのような検索が出来てほしいところです。
Quick Find というなの通り、 "あらかじめ決めたワードへのジャンプ" という用途にしか使えません。
検索画面に表示されている
Add Filter
を利用することで、指定したページ内検索や編集日ベースの検索などは可能になっています。ページ内検索
ctrl/cmd
+ f
を利用したページ内検索は部分一致で検索にヒットします。
データベース検索
オリジナルメモboxを作ろう でも記載していますが、データベースに保存された、カラム(列)の情報は部分一致で検索にヒットします。よって、タグなどをベースに検索したい場合には、こちらのメモを利用してフラットに利用することも可能です。
